海上自衛隊が2013年(平成25年)に制定。
1952年(昭和27年)のこの日、海上自衛隊の前身である海上警備隊が創設された。この日は海上自衛隊の歴史と伝統を考える日である。記念日に合わせて各基地において自衛艦を信号旗などで飾り立てる「満艦飾」(一部、艦飾)が行われる。華やかに着飾った自衛艦の晴れ姿を見ることができる。
関連する記念日として、5月12日は「海上保安の日」、11月1日は「自衛隊記念日」となっている。
海上自衛隊(Japan Maritime Self-Defense Force:JMSDF)は、日本の自衛隊のうちの海上部門にあたる組織。また、官公庁の一つであり、防衛省の特別の機関の集合体である。略称は「海自(かいじ)」で、上記の英語公称のほか、無線で呼びかける際には「Japan Navy」(日本海軍の意)を名乗ることもある。他国からは海軍とみなされている。
日本の平和と独立を守り、国の安全を保つため、直接侵略及び間接侵略に対し日本を防衛することを主たる任務とする。必要に応じ、公共の秩序の維持に当たる。
日本の領海や排他的経済水域(接続水域を含む)などにおいて平素から警戒監視、情報収集、各種訓練を行い、有事において海上交通の安全確保(シーレーン防衛)や周辺海域の防衛に対応する。シーレーンとは、一国の通商上・戦略上、重要な価値を有し、有事に際して確保すべき海上交通路のことである。
平時における警察活動は沿岸警備隊である海上保安庁が担当している。海上自衛隊の人員は、海上警備隊の定員が約6,000名であったのに対し、逐次増員され、2020年(令和2年)3月31日時点で定員45,356名、現員42,850名、充足率94.5%となっている。