よーじやの日(4月28日 記念日)

京都府京都市中京区に本社を置き、看板商品のあぶらとり紙をはじめ、数々のスキンケアアイテムを販売する株式会社よーじやが制定。

日付は「よー(4)じ(2)や(8)」と読む語呂合わせから4月28日を記念日に。

よーじやのロゴ

同社は1904年(明治37年)に國枝商店という名称で舞台化粧道具の販売店を創業。その後、大正初期に主力商品として歯ブラシを販売。当時は歯ブラシを「楊枝」と呼んでおり、人々に「楊枝屋さん(ようじやさん)」と親しまれていたことから、この愛称「よーじや」が店名となった。

2024年(令和6年)に創業120周年となるのを機に記念日を登録し、長年多くの人に愛され、親しまれてきた同社と同社の商品を、より多くの人に知ってもらうことが目的。記念日は2023年(令和5年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

よーじやの商品ラインナップ

株式会社よーじやは、1953年(昭和28年)12月25日に設立した会社。2023年7月時点で、資本金はグループ総額で2100万円、従業員数は154名となっている。

同社は肌ケアアイテムや化粧雑貨などを中心に開発・販売する、京都発祥の企業である。会社のビジョンとして「よーじやブランドを身近な存在に。」を掲げる。

お土産としてだけでなく、自身の肌や髪、楽しみのために選んでもらえるように。特に長年培ったスキンケア技術を結集し、お客さまの満足と信頼を得る商品づくりを目指す。日常を彩り、美しさを育む存在でありたいと願っている。

同社は上記のように舞台化粧道具の行商から三条御幸町下ルに國枝商店を構えた。舞台化粧の紅や白粉などの商いは、花街の伝統や歌舞伎などの芸能も盛んな京都の土地柄から広く愛され、やがて京都一の繁華街、新京極に店舗を移転した。

よーじやのあぶらとり紙

大正初期には口腔の衛生が注目され始め、初代は歯ブラシ(楊枝)の商いに力を入れた。1920年代には、京都らしいきっかけから生まれた「あぶらとり紙」が大好評を博し、「よーじや」の看板商品となっていった。現在のロゴマークが誕生したのは1965年(昭和40年)のこと。

明治から大正、昭和から平成、令和と時代が移り行く中、およそ100年ぶりに新スタイルのあぶらとり紙を販売するなど、よりお客さまの日常を彩ることのできる肌ケアブランドとして、今後もチャレンジを続けていく。

同社は京都市を中心に販売店を展開し、刷毛(はけ)や手鏡、化粧水など約320品目の化粧品・化粧雑貨・オリジナル美粧品を販売している。商品デザインには社長も直接参画し、朱色・黒・白の3色を基調としている。

また、京都府内及び羽田空港第1ターミナルによーじやカフェを出店しており、看板の手鏡に写る女性をモチーフにしたメニューなどを提供している。2014年(平成26年)にはよーじやカフェ監修のもと、エースコックからインスタントの白味噌豆乳スープが発売された。

リンクよーじやWikipedia

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カテゴリー「4月の記念日」「今日は何の日

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