プライベート名刺の普及などを目的とする日本名刺研究会が制定。
日付は「めい(May)し(4)」と読む語呂合わせから。
名刺(visiting card、business card)は、名前や所属(肩書き)、連絡先(所在地、電話番号、メールアドレス)などを記載したカードで、初対面時の自己紹介の際に交換されたり、職業上の儀礼のために手渡されるものである。
日本における名刺の標準サイズは、91×55mm。この名刺のサイズ規格は4号で、関西では大阪9号とも呼ばれる。
日本では古くから長さの単位に尺、寸が使用されてきた。1尺は303mm、1寸はその10分の1の30.3mm。この単位が名刺にも使われ、長辺が3寸(91mm)となった。短辺は最も美しい比率とされる黄金比から55mmが多く使われるようになったという。
黄金比は、パルテノン神殿やピラミット、ミロのヴィーナスなどの歴史的建造物や美術品にも使用される比率で、その比率は近似値1:1.618である。他にも黄金比であるものとして、パスポート、ハガキ、キャッシュカード、トランプ、Appleのロゴなどがある。