1983年(昭和58年)に日本わかめ協会が制定。
「こどもの日」にちなみ、子どもの成長、発育に欠かせないミネラル、カルシウム等を含んだワカメをたくさん食べてもらおうと設けられた。ワカメは出産祝いに使われるなど子どもとワカメは大きく結びついていることもこの日が選ばれた理由となった。また、この頃は新ワカメの収穫時期でもある。
ワカメ(若布、和布、稚海藻)は、海苔と同じく、古くから日本人に親しまれてきた海藻であり、現存する最も古い歌集である『万葉集』にも、ワカメを含む海藻を詠み込んだ歌が残されている。奈良時代には、各地で採れたワカメが朝廷への献上品とされていた。
ワカメという言葉は、タクシー運転手の間では隠語として、「海藻」にかけて「回送」の意味で使用される。また、ゆらゆら揺れている事から酔っ払い客の意味で使用される場合もある。
11月15日は「こんぶの日」。
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