一般社団法人・日本創傷外科学会と一般社団法人・日本形成外科学会が制定。
日付はケガをしやすいのが子ども(キッズ)であることから、キッズとキズの連想から5月5日の「こどもの日」を記念日としたもの。外傷(ケガ)などによってできるキズ、またその傷跡の治療には創傷外科専門医・形成外科専門医がいることを広く知らせるのが目的。専門医が治療(ケア)することで、よりきれいに短時間に治すことが期待できる。記念日は2017年(平成29年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
日本創傷外科学会は、東京都新宿区大久保に事務局を置き、英語表記は「Japan Society for Surgical Wound Care:JSSWC」となる。上の記念日ポスターに描かれているキャラクター「なおるん」は同学会のマスコットキャラクターである。
同学会は、形成外科的観点から各種創傷の治療法の開発や検証を行い、外傷・熱傷創などの新鮮創傷から褥瘡(じょくそう)・難治性潰瘍など陳旧創傷までの幅広い創傷治療、いわゆる「きず」治しの専門家を育成する目的で、日本形成外科学会の有志が中心となり2008年(平成20年)7月に創立された臨床医学会である。