佐賀県小城市に本社を置き、アイスクリームやチョコレート菓子などを製造・販売する竹下製菓株式会社が制定。
日付は「ブラックモンブラン」が初めて発売された1969年(昭和44年)5月7日から。2019年(令和元年)に発売50周年となる同社の看板商品の「ブラックモンブラン」。こだわりのバニラアイスにチョコレートとザクザク食感のクランチがコーティングされた九州で大人気のこのアイスクリームを全国に広めることが目的。記念日は2019年に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
竹下小太郎前会長がアルプス山脈の最高峰「モンブラン」を目の前に眺めた時の、「この真っ白い山にチョコレートをかけて食べたらさぞ美味しいだろう」との思いをアイスクリームの名称に取り入れたものが「ブラックモンブラン」である。また、その名称にはモンブランのようにアイスクリームの最高峰を目指すという意味も込められている。
当時のアイスといえば、ほとんどが着色料で色付けした水に甘味料などで甘みをつけただけの駄菓子っぽいものだったが、バニラアイスにチョコレート、クッキークランチといった洋菓子風の高級感をもった「ブラックモンブラン」に子どもたちは惹かれたようである。
「ブラックモンブラン」は発売当初から「お天気ゲーム」や「干支ゲーム」など毎年異なる当たりの仕組みを採用している。誕生から50周年を迎える「ブラックモンブラン」だが、今では「スペシャルブラックモンブラン」や「ビターチョコモンブラン」などのラインナップも増え、充実の品揃えとなっている。