1945年(昭和20年)のこの日、第二次世界大戦を起こしたドイツが、連合国軍に対して降伏文書に調印して無条件降伏した。
連合国がヨーロッパにおける勝利を記念して設けた日で、「VEデー(Victory in Europe Day)」とも呼ばれる。1945年(昭和20年)のこの日、戦勝国では各地で大規模な祝典が開催された。特にロンドンは盛大で、厳しい経済環境の中、100万人以上の群集がカーニバルのような雰囲気の中で欧州戦線の終わりを祝った。
連合国軍はドイツが降伏した後も日本との戦争を続けたが、1945年(昭和20年)8月14日、日本政府はポツダム宣言を受諾し、翌15日の正午に昭和天皇による玉音放送により日本が無条件降伏したことが国民に伝えられた。そして、1945年9月2日に、日本政府は日本の降伏文書に調印し、第二次世界大戦は終結した。
日本では、ポツダム宣言受諾を国民へ知らせた玉音放送が行われた8月15日が「終戦の日」とされている。一方、連合国では、日本政府が降伏文書に調印した9月2日が「対日戦勝記念日」、または「VJデー(Victory over Japan Day)」と呼ばれている。
8月15日は「終戦記念日・全国戦没者追悼式」、9月2日は「対日戦勝記念日(VJデー)」。