大阪府大阪市に本部を置き、漬物の生産者や流通業者などで構成される大阪府漬物事業協同組合が制定。
日付はこの頃から夏に向けて「水なす」が美味しくなることから。水なすの美味しさをもっと多くの人に知ってもらうことが目的。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
水なすは、大阪の南部で多く栽培され、普通のナスより形が丸みを帯び、みずみずしく柔らかいのが特徴である。江戸時代初期から泉州南部(泉佐野市上之郷)で栽培されたのが始まりとされ、古くは「たんぼの一画に植え、夏場の農作業の喉をうるおした」といわれている。
その歯ごたえや香りを生かした「水なす漬」は、大阪府内産の材料を使用し、優れた品質を保証する「大阪府Eマーク食品」の第1号に認定された。もともと大阪南部の家庭や専門店の季節の味として一部の人にのみ知られた存在であったが、いまや全国にファンが広がっている。
リンク:大阪府漬物事業協同組合、Wikipedia