5月24日はイギリスのヴィクトリア女王(1819~1901年)の誕生日で、かつてイギリスの祝日であった。英語表記は「Commonwealth Day」。
1819年のこの日、ヴィクトリア女王は、国王ジョージ3世(1738~1820年)の孫として生まれ、1837年にウィリアム4世(1765~1837年)の後を継いで国王に就いた。在位は1837~1901年。この頃、イギリスの国勢は最も盛んであったことから、「ヴィクトリア時代」「ヴィクトリア朝」と呼ばれ、これを記念して祝日となった。
コモンウェルス(the Commonwealth)とは、イギリスとその植民地であった国から成るイギリス連邦のことである。かつてはイギリス帝国(大英帝国)であったことから、この日は「エンパイヤ・デー」(帝国の日、Empire Day)と呼ばれる祝日であった。
1904年(明治37年)にイギリスで「エンパイヤ・デー」が制定され、1958年(昭和33年)に「エンパイヤ・デー」から「コモンウェルス・デー」に改称された。現在では、過去の歴史的な意味合いを持たない日として、3月の第2月曜日が「コモンウェルス・デー」となっている。その日はコモンウェルスの一部地域では祝日となっている。
現在の「コモンウェルス・デー」の日付は以下の通り。
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