1969年(昭和44年)のこの日、神奈川県足柄上郡大井町の大井松田IC~静岡県御殿場市の御殿場ICが開通し、東京から小牧まで346kmにおよぶ東名高速道路(東名高速)が全線開通した。
4年前の1965年(昭和40年)に開通していた名神高速道路(名神高速)とも小牧ICで接続し、東京と西宮の536kmが高速道路で結ばれ、関東・中京・関西を結ぶ日本の大動脈となった。
東名高速は、東京都世田谷区の東京ICから、神奈川県、静岡県を経由し、愛知県小牧市の小牧ICへ至る高速道路で、正式名称は第一東海自動車道である。名神高速は、小牧ICから、岐阜県、滋賀県、京都府、大阪府を経由し、兵庫県西宮市の西宮ICへ至る高速道路で、正式名称は中央自動車道西宮線である。
高速道路において路面に水が溜まると、車が滑りやすく、また、前方を走る車の水しぶきにより視界が悪くなり危険である。そのため近年、高速道路では水を通しやすく排水機能を持つ「高機能舗装」(透水性舗装)が採用されている。高機能舗装には高耐久性や騒音を低減する効果もある。
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