1983年(昭和58年)のこの日、秋田県能代市西方沖80kmの地点で、日本海中部地震が発生した。
発生時刻は11時59分57秒、震源の深さは14km、地震の規模はマグニチュード7.7、最大震度は秋田県秋田市、青森県深浦町・むつ市で震度5であった。また、秋田県・青森県・山形県の日本海側で10mを超える津波が発生した。
国内での死者は104人に上り、そのうち100人が津波による犠牲者で、遠足に来ていた小学生や湾岸で作業をしていた工事関係者、漁に出ていた漁業関係者などが犠牲となった。地震・津波による犠牲者を追悼するために、秋田県八峰町に「濤安(とあ)の乙女」像が建てられている。
この日は、県民に防災・減災の注意喚起をする日であり、県内各地で大地震を想定した防災訓練が毎年実施されるほか、防災パネル展が開かれる。
3月1日・6月1日・9月1日・12月1日は「防災の日・防災用品点検の日」、6月12日は「みやぎ県民防災の日」、11月5日は「津波防災の日」となっている。
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