和歌山県和歌山市に本部を置く全国鮎(あゆ)養殖漁業組合連合会が2014年(平成26年)に制定。
日付は6月1日がアユ釣りの解禁日としている地域が全国的に多く、また、アユが小売店に出そろうことからこの日が選ばれた。初夏の風物詩であるアユは、伝統的な和食文化に欠かせない食材で河川環境保護の象徴である。
日本の固有の魚ともいえるアユの美味しさをより多くの人に知ってもらうことが目的。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。この日には放流体験や販売イベントが開催される。
アユは、キュウリウオ目に分類され、川や海などを回遊する魚である。川の岩についた藻を食べるため独特な香りがするので「香魚」とも書く。また、上品で淡泊な味わいから「清流の女王」とも呼ばれている。しかし、近年では食の多様化で魚離れが進み、漁業者も減少している。