ワイヤロープの販売店で組織する「全国鋼索商業連合会」(JAPAN WIRE ROPE ASSOCIATION:JWRA)が制定。
日付は「ロ(6)ープ(2)」と読む語呂合わせから。「線材製品協会・鋼索部会」「全日本ロープ加工組合連合会」とともに、ワイヤロープ業界の認知度向上と、その安全の啓蒙が目的。記念日は2017年(平成29年)に一般社団法人「日本記念日協会」により認定・登録された。
画像元:日刊鉄鋼新聞
「ロープ」とは、紐や針金などの細長い繊維または素線を、さらにより合わせたものである。けん引や支持などを目的とするロープは「綱(つな)」、縛るためのロープは「縄(なわ)」ともいう。また、登山の用途に用いるものを「ザイル(Seil)」と呼ぶことが多いが、これはドイツ語で「綱」の意味であり、英語の「ロープ(rope)」と同義語である。
「ワイヤロープ」とは、「針金」を意味する「ワイヤ(wire)」で作られたロープのことである。鋼(はがね)の素線をより合わせてストランドとし、そのストランドをさらに繊維芯のまわりに数本より合わせて作られる。
画像元:もえろ!タマカケ魂
素線の数と配置、ストランドの数と形などの構成により、ロープの引張強度・柔軟性・耐疲労性・耐摩耗性が異なり、建設機械用・クレーン用・エレベーター用など、それぞれの用途に適したワイヤロープとなる。
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