1873年(明治6年)のこの日、日本初の銀行、第一国立銀行(後の第一勧業銀行、現在のみずほ銀行)が設立された。その後の5年間に153もの国立銀行が開設された。
「国立」という名前が付いているが、これはアメリカの「National Bank」を直訳したもので、「国法によって立てられた銀行」という意味であり、国が設立した銀行ではなく実際には民間の銀行であった。国立銀行はすべて第○国立銀行のように、設立順に番号を名乗っており、これを「ナンバー銀行」と呼んだ。第四銀行、十六銀行、七十七銀行など、現在もそのままの名称を使っている銀行が残っている。
リンク:みずほ銀行