大阪府羽曳野市に本社を置き、梅酒や梅関連製品の製造・販売を手がけるチョーヤ梅酒株式会社が2004年(平成16年)に制定。
日付は、6月の「入梅」の時期から全国的に梅の摘み取りが始まり、梅酒づくりのシーズンとなることから。
高品質の梅酒の美味しさを多くの人に味わってもらうことを目的。また、この頃から梅酒を飲んで夏を元気に乗り切ってもらいたいという想いが込められている。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
「梅酒の日」(入梅)の日付は以下の通り。
同社の創業は1914年(大正3年)のことであり、その年に葡萄果実栽培を始めた。1959年(昭和34年)にリキュール酒(梅酒)の製造・販売を始めた。会社の設立は1962年(昭和37年)6月のことで、その社名は蝶矢洋酒醸造株式会社だった。その後、2000年(平成12年)、梅酒製造40年を機に社名をチョーヤ梅酒株式会社に改称した。
日本を代表するリキュール企業の一社で、特に梅酒において約30%のシェアを有する。仕入れ農家は約5000軒で、そのうちの8割が和歌山県に拠点を持つ。また、売上の3割が海外向けであり、約70ヵ国以上に販路を形成している。同社のWebサイトにおけるキャッチコピーは「とどけ、梅のちから。」となっている。
同社の梅酒には、後味スッキリの軽い口あたりが特徴の「さらりとした梅酒」や、梅の実をたっぷり使った本格梅酒のスタンダード「紀州」、飲みやすさと味わい深さを兼ねた「ウメッシュ本格梅酒ソーダ」、梅の実が入った飲みきりサイズのかわいい梅酒「Pio」など様々な商品が揃っている。
その他にも、熟成とブレンド技術が奏でる傑作「The CHOYA 熟成一年」や、本格梅酒ソーダのウメッシュが家で簡単に作れる「ウメッシュの素」、じゅわっと溢れる甘美な美味しさ「おたべ梅」、厳選梅をじっくりと熟成させたブランデー仕込みの梅酒「エクセレント」などの商品もある。