1978年(昭和53年)のこの日、マグニチュード7.4の宮城県沖地震が発生し、死者28人、負傷者1325人を出す大惨事となった。
発生時刻は17時14分25秒、震源地は仙台市の東方沖約100km、深さ40km。最大震度は宮城県仙台市、石巻市、岩手県大船渡市、福島県福島市、山形県新庄市で震度5(強震)であった。また、東京都千代田区では震度4(中震)が記録された。
この地震は水道やガスなどのライフラインにも大きな被害があり、仙台市を中心に都市生活が麻痺した。当時の仙台市は人口がおよそ65万人であり、50万人以上の大都市が経験した初めての都市型地震災害とされている。
「みやぎ県民防災の日」は、今後も起こり得る大規模地震・津波などに備えるため、宮城県の「震災対策推進条例」で定められた。この日には県民の防災意識を高めるため、宮城県各地で三陸沖を震源とする大規模地震・津波を想定した防災訓練が行われている。
3月1日・6月1日・9月1日・12月1日は「防災の日・防災用品点検の日」、5月26日は「県民防災の日(秋田県)」、11月5日は「津波防災の日」。