山形県西村山郡大江町が制定。
山形県内を南から北へ流れ、日本有数の急流としても知られる最上川(もがみがわ)は、古くから舟運が発達し、経済・産業・生活・文化など様々な形でその流域に恩恵をもたらしてきた。
中でも大江町は世界三大舟唄の一つとも称されるほど有名な「最上川舟唄」の発祥の地であり、先人たちが受け継ぎ、築き上げてきたこの「最上川舟唄」を後世に継承していくのが目的。
日付は「正調最上川舟唄全国大会」などが開催され、町民にとってなじみ深い6月の第4日曜日を記念日としたもの。
記念日は2025年(令和7年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。これを記念して同年6月22日(日)に「最上川舟唄のつどい ~日本一公園で舟唄をみんなで唄おう~」が開催された。このつどいでは舟唄をみんなで唄ったり、のど自慢コーナーで舟唄が披露されたりした。
「大江町最上川舟唄の日」の日付は以下の通り。
大江町の東側に「一県一川」として名高い山形県の母なる最上川が流れている。最上川の流路延長は229kmで、その流域は県土の76%を占め、山形県の95%の人々に恵みと潤いを与えている。その中流に位置する左沢(あてらざわ)は、江戸元禄以後、酒田と米沢を結ぶ中継の川港として栄えてきた。
その舟運は京文化など多くのものをもたらした。そして、左沢船着場の賑わいが、山形県の代表的民謡「最上川舟唄」を生んだ。
小鵜飼船で上流の置賜(おきたま)から運ばれた荷は左沢で積み替えられ、酒田までの下流部はひらた舟で運ばれるという、最上川舟運には欠かせない重要な船着場だった。河畔の百目木地区周辺には米沢藩の舟陣屋・米蔵・塩蔵などが置かれ、その賑わいは鉄道が敷き設され、陸上交通にとって変られる大正頃まで続いた。