東京都北区中里に事務局を置き、動物看護職の職能団体であり、動物の看護に関する学術及び教育の発展を目指す一般社団法人・日本動物看護職協会が制定。
日付は2019年(令和元年)6月28日に「愛玩動物看護師法」が公布され愛玩動物看護師という国家資格とともに、その業務として動物にも看護が必要であるということが初めて公に明文化されたことから。
記念日を通して動物の看護を広く国民に知らせるとともに、動物看護について共に考え育む日とすることが目的。人と動物のよりよい共生社会の実現につなげるための様々な活動を展開していく。記念日は2022年(令和4年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
日本動物看護職協会(Japanese Veterinary Nursing Association:JVNA)は、動物看護に関する学術及び教育の発展、動物医療における動物看護職の職域の確立を図ることにより、動物の健康と福祉の増進及び国民の健康と福祉の向上に寄与することを目的とする。
愛玩動物看護師の第1回国家試験が2023年(令和5年)2月に実施され、翌3月に合格発表が行われた。これにより愛玩動物看護師法に基づき、同年の4月1日付で愛玩動物看護師の名簿に登録され、愛玩動物看護師の免許証が交付された。
同協会では、愛玩動物看護師の国家試験に向けて、受験資格取得のための指定講習会の実施や、国家試験の攻略WEB講座の開設などを行っている。
愛玩動物看護師は、犬・猫・オウムなどの愛玩動物についての獣医師の診療の補助、愛玩動物の世話・看護、飼い主に対する適正な飼養などへの助言を業務とする。その仕事内容は、輸液剤の注射や採血、マイクロチップの装着、投薬、カルテ作成、薬の管理、清掃、受付など多岐に渡る。