1944年(昭和19年)のこの日、東条英機内閣が都市の学童を地方へ学校単位で集団疎開させること(学童疎開促進要綱)が閣議決定された。
アメリカ軍がサイパン島に上陸して、本土への空襲も回避できないと判断したもので、7月17日に学童疎開実施要綱が決まり、即日実施された。京浜・名古屋・阪神・北九州の12の重要都市の国民学校初等科第3学年~第6学年の児童が対象となった。1945年(昭和20年)の春には全国で約40万人を超える児童が疎開したいわれている。
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