東京都中央区銀座に事務局を置き、自然治癒力を高めるリンパケアを普及させることを目的に活動する一般社団法人・日本リンパ協会が2012年(平成24年)に制定。
日付はリンパの流れが悪いと身体がむくみやすくなることから「む(6)くみ(3)ゼロ(0)」と読む語呂合わせから。また、梅雨どきは特にむくみやすくなることもその日付の由来の一つ。美と健康のために正しい生活習慣やケアにより、リンパの流れをよくする術を普及させることが目的。
記念日は2016年(平成28年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。日本リンパ協会では、この日を中心とした前後一週間を「リンパウィーク」としており、その前後に啓蒙活動の一環として「リンパの日」記念イベントを毎年行っている。
リンパ(lymph)は、リンパ液とも呼ばれ、リンパ管の中を流れる透明な淡黄色の弱アルカリ性の液体である。血液に含まれる液体成分の血漿から成り、免疫細胞であるリンパ球を含む。
血管に寄り添うような形でリンパ管が全身に張り巡らされている。また、細胞の間を流れるリンパもある。皮膚を掻いた後などに傷口から染み出すことがある。若干べたつき、鉄のような臭いがするのが特徴である。
リンパの働きには、体内の老廃物や余分な水分の回収、老廃物や異物など物質の運搬、細菌やウイルスが体内に侵入するのを防ぐ免疫機能などがある。これらがうまく機能しないと、全身の倦怠感・むくみ・疲労の蓄積・体調不良などが引き起こされる。