下駄を生産する業者などで結成された全国木製はきもの業組合連合会が制定。
日付の「7」は下駄を作るときの寸法に「7寸7分」という数字が使われたことから。「22」は下駄で歩くとその跡が「二」に見えることから。
下駄のよさを見直してもらうことが目的。
伊豆長岡観光協会(現:伊豆の国市観光協会)では、11月11日を「下駄の日」としている。こちらは下駄の足跡が「11 11」に見えることに由来する。
ちなみに、1寸(すん)は約3.03cm、1分(ぶ)は約0.303cmである。そのため、7寸7分≒23.331cmと計算でき、下駄の寸法とされる7寸7分は約23.3cmとなる。
下駄(げた)は、日本の伝統的な履物で、「下」は地面を意味し、「駄」は履物を意味する。その呼び名は戦国時代に成立したと推測され、それ以前は「足下(あしした)」を意味する「アシダ」と呼ばれていた。
道路が舗装されていなかった時代には、雨などが降って道がぬかるむと、草履などでは、ぬかるみに足が埋まってしまったが、高さのある下駄は、ぬかるみに埋まりにくかったため重宝された。
現在では下駄は祭りや花火の日に浴衣姿で歩く場合や、温泉街の街歩きなどに使用される。下駄は木製であるため、歩くと特徴的な音がする。「カラコロ」あるいは「カランコロン」と表現されることが多い。
下駄に由来するものとして、履物を収納する家具の「下駄箱(げたばこ)」がある。下駄が一般的な履物でなくなっているが、名称だけは現在に至るまで残っている。また、寿司を盛る木製の台を「寿司下駄(すしげた)」と呼ぶ。
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