1978年(昭和53年)のこの日、イギリス・マンチェスターの北東のオールダム総合病院で世界初の体外受精児(試験管ベビー)が誕生した。
体重は2,610グラムの女の子であった。体外受精は不妊治療の一つで、通常は体内で行われる受精を体の外で行う方法。受精し分裂した卵(胚)を子宮内に移植することを含めて体外受精・胚移植(IVF-ET)という。日本では1983年(昭和58年)に東北大学の鈴木雅州らが成功した。日本における体外受精の数は1999年(平成11年)に年間1万人を超え、その後も年々増加している。