1982年(昭和57年)のこの日、ベルギーで東北大学のグループが形状記憶合金を発表した。
形状記憶合金とは、ある温度(変態点)以下で変形しても、その温度以上に加熱すると、元の形状に回復する性質を持った合金のこと。ニチノールと呼ばれるニッケルとチタンの合金が有名。現代では、機械や工場などの変形しては困るような場所や温度感知センサーなど産業用途から、ブラジャーのワイヤーなどの日常用途までいろいろなものに使われている。
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