世界ゾウの日(8月12日 記念日)

カナダの映画監督で象擁護者のPatricia Sims氏と、タイに本部を置き、ゾウを保護する慈善団体「Elephant Reintroduction Foundation」が2012年(平成24年)に制定。英語表記は「World Elephant Day」。

象牙などの密猟や生存環境の変化によって、絶滅の危機にあるゾウへの関心を深め、その保護について考えることが目的。この日を中心にアフリカ・アジアのゾウの保護のために、世界中で啓蒙活動が行われている。

World Elephant Day

アフリカゾウとアジアゾウは現在もその数が減少している。欧州各国がアフリカを植民地にする前には、約2,000万頭のアフリカゾウがいたとみられている。それが植民地化の過程で激減し、1970年頃には100万頭ほどになり、その後も大規模な密猟が続き、2016年には35万頭にまで減ったとされている。

日本では4月28日が「象の日」となっている。これは1729年(享保14年)に交趾国(現:ベトナム)から献上品として日本に初めて像がやって来たことに由来する記念日である。

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カテゴリー「8月の記念日」「今日は何の日

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