イギリスの「Left Handers Club」が制定。
日付は提唱者の誕生日から、とのこと。同Clubは、1990年(平成2年)に活動を開始した。左利きの人たち、特に左利きの子どもたちが学校で直面する問題について、より多くの製品を作り、意識を高めることを目的としている。
この日とは別に、2月10日が「レ(0)フ(2)ト(10)」と読む語呂合わせで日本独自の「左利きの日」となっていたが、現在は「左利きグッズの日」となっている。
左利きの人の割合は世界的に見て約10%で、古代から右利きの人が圧倒的に多い。利き手が決まる原因には、遺伝的要因と環境的要因があるが、利き手を決めるメカニズムなど不明な点も多い。
左利きの人は英語で「レフティー(lefty)」と呼ばれるが、その他にも、左利きの人を指す言葉として「サウスポー(southpaw)」や「グーフィー(goofy)」「ぎっちょ」などがある。
「ぎっちょ」は地域によっては差別用語にあたるとして放送禁止用語になっているが、日本の東北地方では普通に方言として使われており、差別や相手を馬鹿にしているわけではない。英語のグーフィー(goofy)も同様に本来「まぬけな」「とんまな」という意味である。
割合は少ないが右手と左手を同じようにうまく使える両利きの人もいる。生まれつき両利きの人は約1%に過ぎず、もともと左利きの人が意図的に右利きの生活を送ったり、訓練したりした結果として両利きになる場合のほうが多い。
左利きの人のための道具として、左利き用のハサミやカッターナイフ、定規、鉛筆削り、扇子、急須、包丁、フライ返し、缶切り、コルク抜き、スライサー、ギター、草刈り機、マウス、キーボードなどがある。
リンク:Left Handers Club、Wikipedia