1993年(平成5年)のこの日、東京で東日本最大のつり橋「レインボーブリッジ」が開通した。
東京都の港区芝浦地区と台場地区を結ぶ。工事の開始は開通6年前の1987年(昭和62年)のこと。「レインボーブリッジ(Rainbow Bridge)」の名前は「虹の橋」という意味で、一般公募により決められた愛称であり、正式名称は「東京港連絡橋」である。
全長798m、幅49m、主塔の高さ126m、水面からの高さ50m。上層が有料の首都高速道路11号台場線、下層が無料の臨港道路・遊歩道とゆりかもめの二層構造になっている。
海とともに東京タワーや高層ビル群が一望でき、昼間の眺望や夜景が良好なことから週末のドライブコースとして人気がある。国土交通省の関東地方整備局が2003年(平成15年)に選定した「東京湾100選」指定の観光名所となっている。
日没後にはライトアップがされるが、レインボーブリッジ開通20周年などの記念日には虹色の特別ライトアップがされることがある。
その他にも、10月1日の「ピンクリボン運動」のピンク色特別ライトアップや11月14日の「世界糖尿病デー」の青色特別ライトアップなどの特別ライトアップが行われることがある。
2003年(平成15年)に公開された映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』のように、映画やテレビドラマ、漫画、アニメなどでレインボーブリッジが登場する作品がある。
上記の映画『踊る大捜査線』では、織田裕二が演じる主人公・青島俊作の「レインボーブリッジ封鎖できません!」が象徴的とも言える名ゼリフとなっている。そのシーンなどでレインボーブリッジが登場しているが、実際に現地での撮影は行っていない。