1974年(昭和49年)のこの日、宝塚歌劇で『ベルサイユのばら』(通称:ベルばら)が初演された。
原作の劇画を脚色したもので、「昭和ベルばら」は1976年(昭和51年)の上演打ち切りまでに延べ140万人の観客動員を記録した。その後、「平成ベルばら」が宝塚歌劇75周年・フランス革命200年を記念して1989年(平成元年)に再演した。2006年(平成18年)1月9日には通算上演回数1,500回を突破、2014年(平成26年)6月27日には通算観客動員数500万人を記録した。宝塚歌劇団史上最大のヒット作である。
原作は作者・池田理代子、1972年(昭和47年)から1973年(昭和48年)まで週刊『マーガレット』(集英社)にて連載された漫画で、フランス革命前から革命前期を舞台に、男装の麗人オスカルとフランス王妃マリー・アントワネットらの人生を描く、史実を基にしたフィクション作品である。