那須塩原市牛乳の日（9月2日 記念日）
栃木県那須塩原市の那須塩原市畜産振興会が2007年（平成19年）に制定。
日付は「ぎゅう（9）にゅう（2）」（牛乳）と読む語呂合わせから。
那須塩原市が本州一の生乳生産額を誇り、全国でも有数の酪農のまちであることを知ってもらい、牛乳や乳製品により親しみを持ってもらうことが目的。記念日は2017年（平成29年）に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。この日には記念イベントやキャンペーンが実施される。
生乳とは、牛から搾ったままで殺菌や加工をしていない乳のこと。那須塩原市は、農業産出額の70％を畜産が占めている。その中でも特に酪農が盛んで、2018年（平成30年）時点で、生乳の産出額は全国順位で第4位。第1位から第3位が北海道のため、本州以南においては第1位となっている。
その後、2022年（令和4年）時点で、那須塩原市の生乳の産出額は全国で第2位へと躍進した。そんな那須塩原市には、牛乳の飲用を広く町民の日常生活の中へ浸透させるアピールを目的として、1杯目の乾杯は地場産牛乳で行うという「牛乳で乾杯条例」が制定されている。
