東京都港区芝に本社を置き、「チョコボール」などの菓子・食品などを製造・販売する森永製菓株式会社が制定。
日付は「キョ(9)ロ(6)ちゃん」と読む語呂合わせから。チョコボールは1967年(昭和42年)の発売以来「おもちゃのカンヅメ」「キョロちゃん」などで、多くの人に親しまれている。チョコボールのおいしさと楽しさをアピールすることが目的。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
1965年(昭和40年)、「チョコボール」の前身である「チョコレートボール」が発売された。パッケージにはキョロちゃんではなく、当時の人気アニメ『宇宙少年ソラン』のキャラクターの「チャッピー」というリスが描かれていた。この商品はアニメの終了とともに、終了することとなった。
1967年(昭和42年)、「ピーナッツボール」「チョコレートボール」「カラーボール」の3種類が発売され、パッケージには「キョロちゃん」が初登場した。しかし、この時はまだ商品名は「チョコレートボール」だった。取り出すとき、内側のサックを引き上げると横からクチバシが現れるパッケージだった。
1969年(昭和44年)、親しみやすさを出すために、「チョコレートボール」を略して「チョコボール」に改名。ピーナッツ味とソフトキャラメル味の2種類展開。パッケージも、上部のサックを引き上げるとクチバシが現れるように改良された。
初代のカンヅメは「おもちゃ」ではなく「まんが」のカンヅメだった。1967年に「まんがのカンヅメ」が登場し、マンガのミニ本やおもちゃが入っていた。そして、1969年には「おもちゃのカンヅメ」シリーズが正式スタート。第1号のカンヅメにはキーホルダーやミニそろばんなど、小さいおもちゃがたくさん詰まっていた。