大分県の中西部にある九重町(ここのえまち)が制定。
日付は町内に数多くの温泉が点在し、「九重九湯」(ここのえきゅうとう)と言われたことから。この日には「九重九湯まつり」が開催されてきた。現在でも、この日は九重町の多くの温泉施設において無料入湯の日となっている。
「九重九湯」は、特定の9つの温泉を指した呼称で、その温泉は、宝泉寺温泉・壁湯温泉・川底温泉・竜門温泉・湯坪温泉・筋湯温泉・筌の口温泉・長者原温泉・寒の地獄温泉である。
その後、2007年(平成19年)10月、九重町観光協会は、公募に基づいて、町内にある温泉の新しい統一名称を、町を代表する名所となった「九重“夢”大吊橋」と同じ「“夢”」を含む「九重“夢”温泉郷」にすることを決定した。現在、「九重九湯」に代えて新しい名称をPRしている。