和菓子「栗きんとん」発祥の地とされる岐阜県中津川市が制定。
日付はこの日が「重陽の節句」であり、大変めでたいこの日に「栗きんとん」を食べる習慣があったことから。また、9月は新栗の「栗きんとん」の発売を開始する時期でもある。
画像元:緑屋老舗
JR中津川駅前ロータリーには「栗きんとん発祥の地」の碑がある。この日には碑の前で神事が行われ、「栗きんとん」の無料配布が行われている。
栗きんとん(栗金飩)または栗茶巾(くりちゃきん)は、栗を使った和菓子で、栗に砂糖を加えて炊き上げてつくる。おせち料理の栗きんとん(栗金団)と違い、粘り気はない。形は茶巾絞りで栗の形をしている。京都ではこのようなものを栗茶巾というが、岐阜県の美濃東部では栗金飩という。
栗の収穫が始まる9月1日から翌年1月頃までに製造し販売されている。この期間に限定で首都圏・東海・関西などのデパートでも販売され、また、インターネットによる通信販売も行われている。通年で販売する業者もある。
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