東京都渋谷区渋谷に事務局を置き、イタリア料理のシェフを中心に活動を行なっている日本イタリア料理協会(ACCI)が制定。
日付はイタリア語で「料理」を意味する「クチーナ」(cucina)を「ク(9)チー(1)ナ(7)」と読む語呂合わせから。
イタリア料理の普及・発展、イタリア文化の紹介、調理技術・知識向上が目的。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
イタリア料理(cucina italiana)は、イタリアを発祥とする料理法で、世界の多くで好まれ多くの地域で料理されている。2010年(平成22年)、ギリシャ料理・スペイン料理・モロッコ料理と共に、イタリア料理を「地中海の食事」として国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の無形文化遺産に登録された。
日本では「イタリアン」「イタ飯(いためし)」などの呼び名で親しまれている。日本で認識されている特徴としては、オリーブオイルやオリーブ、トマトが使われる事が多いということが挙げられる。しかし、これはナポリなどの南イタリアの特徴であり、北イタリアでは隣接するフランスやスイス同様バターや生クリームを利用した料理が多い。
イタリア東部ではオーストリアやスロベニアの影響が見られる。また、シチリアなどの北アフリカに近い地域では、アラブ人やベルベル人の料理の影響を受けていてクスクスやアランチーニなどの料理が食べられている。
イタリア料理の例として、ピッツァ(ピザ)のマルゲリータはナポリピッツァの代表でもある。その他にも、パスタのボロネーゼやカルボナーラ、アラビアータ、ペペロンチーノ、ジェノベーゼ、ラザニア、平たいパンのフォカッチャ、生の牛肉を薄切りにしたカルパッチョ、コーヒーのエスプレッソ、氷菓のジェラートなどが挙げられる。
リンク:日本イタリア料理協会、Wikipedia