東京都千代田区九段北に店舗を構え、カフスボタンの専門店として知られる「カフショップ」が制定。
日付は9月23日が「秋分の日」となることが多く、秋の訪れを感じる頃となるので長袖シャツのおしゃれアイテムのカフスに最適との判断から。また、「9」と「23」を「カフス」と読む語呂合わせも。カフスボタンの魅力をより多くの人に広めることが目的。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
「カフスボタン」は、ドレスシャツ(ワイシャツ)やブラウスの袖口(カフ)を留めるための装身具。カフスボタンは和製語であり、英語では「カフリンクス」(cuff links、左右対で複数形)である。また、衣服の両腕の袖口を意味する英単語「カフス」(cuffs)とも称される。
カフスボタンは17世紀のフランスに始まったとされる。当時は袖の装飾としてレースやリボンなどを使用していたが、それらの代わりに金や銀のボタンを金属製の鎖でつないだもので留めるようになったのがカフスボタンの起源といわれている。
当時のカフスボタンはもっぱらハンドメイドで制作された上流階級のものであったが、産業革命により大量生産が可能となり一般にも普及していった。