クルミッ子の日(9月30日 記念日)

神奈川県鎌倉市雪ノ下に本店を構え、菓子類などの製造・販売、飲食店の経営を手がける株式会社鎌倉紅谷が制定。

日付はクルミをたっぷりと使用した「クルミッ子」なので「く(9)るみ(3)はまるい(0)」(クルミは丸い)と読んで9月30日としたもの。

同社の「クルミッ子」は、自家製のキャラメルにクルミをぎっしりと詰め込んで、バターの生地で挟み込んだ人気の焼菓子である。

絶妙なキャラメルとミルクの配合に加え、素材の風味を生かした生地を職人の手仕事で仕上げた「クルミッ子」の魅力を発信するとともに、「クルミ」の効能を普及していくのが目的。

クルミッ子の日

上の画像にあるようにキャッチコピーは、9月30日は「クルミッ子の日」、みんなでクルミッ子を食べよう!となっている。記念日は2022年(令和4年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

同社では9月1日から9月30日までの期間を「クルミッ子の日」月間として、特別メニューの販売や、クリアファイルのプレゼント企画などを実施する。

鎌倉紅谷

戦前、東京・神楽坂に山手一といわれた和菓子舗「紅谷」があった。戦後、腕利きの職人たちは、その看板を背負って全国各地で新たな紅谷を開いた。後に有井弘臣と共に鎌倉紅谷を創業することになる有井鉄男も、その中の一人だった。

同社は1954年(昭和29年)10月に鎌倉市雪ノ下(現本社ビル所在地)にて菓子処「紅屋」として創業した会社である。経営理念として、常においしさを追求し続ける、心を込めたお菓子とサービスで、「笑顔」と「しあわせ」をつくる、を掲げる。

鎌倉紅谷のお菓子は和の品格の中に洋の華やかさを持ち、なにより古都鎌倉らしさを感じられるものである。昨日よりも今日、さらに良き菓子をお客様に届けるため、変わらぬ情熱を持って進化する美味しさを追求している。

クルミッ子

そんな同社の「クルミッ子」は、キャラメル、クルミ、生地、職人の手仕事、すべてが揃って、普遍の定番となった。2012年(平成24年)3月、第25回神奈川県名菓展菓子コンクールにて「クルミッ子」は最優秀賞を受賞した。

自家製キャラメルにクルミをぎっしり詰め込んで、バターの生地で挟み込む。三つの素材が組み合わさって、贅沢な美味しさに仕上がった。鎌倉紅谷の定番にして超のつく人気商品である。夏場は冷やすと、季節ならではの味覚を体験できる。

リンク鎌倉紅谷

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カテゴリー「9月の記念日」「今日は何の日

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