東京都中央区京橋に事務局を置き、翻訳者や翻訳団体、企業などで結成される一般社団法人・日本翻訳連盟(JTF)が制定。
日付はこの日が4世紀に聖書をラテン語に訳したヒエロニムスの命日と言われていることから。また、この日は国際翻訳家連盟によって「世界翻訳の日」、国際連合によって「国際翻訳デー」(共にInternational Translation Day)として制定されている。翻訳に関わる人々の活動を広く浸透させ推進することが目的。記念日は2019年(令和元年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
日本翻訳連盟(Japan Translation Federation:JTF)は、1981年(昭和56年)4月に創立された産業翻訳の業界団体である。同連盟は、翻訳事業の振興を図ることを目的に、翻訳事業に関する調査や研究、研修会や講演会の開催、人材育成や資格能力審査の実施などを主な事業として行っている。
また、毎年のイベントとして「JTF翻訳祭」を開催している。翻訳業界を代表する翻訳者・翻訳会社・翻訳発注企業・翻訳ツールメーカーなどの関係者が一堂に会する国内最大規模の翻訳フェスタで、講演・パネルディスカッション、展示会、交流パーティーなどが実施される。