福岡県久留米市の「久留米ラーメン会」が制定。
日付は「とん(10)こつ(2)」と読む語呂合わせから。今や世界に広がる「とんこつラーメン」の発祥の地である久留米の認知度を上げ、「とんこつラーメン」を地元で味わってもらうことが目的。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。毎年この日に豚への感謝を込めて豚供養をし「久留米ラーメン会」でイベントが行われる。
とんこつラーメンとは、豚骨(とんこつ)でとったダシ汁をスープに用いたラーメンである。九州の久留米ラーメンや博多ラーメンなどがあり、白濁した豚骨スープとストレートの細麺をベースにしたものが多い。
とんこつラーメンの発祥については諸説あるが、その中に久留米ラーメンを元祖とする説がある。九州で最初のラーメン店は久留米の屋台「南京千両」で、1937年(昭和12年)に開店し、豚骨スープを考案したとされる。この豚骨スープは透明感を残したスープであった。
これをルーツとして、久留米ラーメンは鹿児島を除く九州全県のラーメンに影響を及ぼし、元祖九州ラーメンとも言われている。久留米ラーメンの具材はネギ、キクラゲ、チャーシューで、博多ラーメンと共通。また、海苔を乗せる店が多いのも特徴である。
リンク:Wikipedia、新横浜ラーメン博物館