グラノーラの日本トップシェアブランド「フルグラ®」を国内で展開するカルビー株式会社が制定。
日付は「10」をスプーン(1)とお皿(0)に見立て、グラノーラの主原料であるオーツ麦を「02」と読む語呂合わせから「1002」で10月2日に。お米、パンに続く「第3の朝食」としてグラノーラが日本の食卓に根付くためにその認知度向上が目的。記念日は2017年(平成29年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
1863年にジェームス・ケイレブ・ジャクソンがサナトリウムの患者のために、グラハム粉(Graham flour)を使ったグラニューラ(Granula)を発明する。グラハム粉の生地を伸ばしてシート状にしたあと焼成、粉砕を2度行い小さな粒状にしたもので、とても固く、食べるまでに水や牛乳に長時間浸す必要があった。
1880年頃、ジョン・ハーヴェイ・ケロッグはジャクソンのグラニューラを名称もそのままに模倣した製品を販売していた。グラハム粉に変わり、燕麦などを使用しローラーでフレーク状により食べやすく独自に改良を加えたことにより、このグラニューラはヒットした。それに続いて多くの類似製品も誕生、ジャクソンはケロッグを訴えたため、ケロッグのグラニューラはグラノーラに改名された。