1971年(昭和46年)、東京都八王子市で毎月水曜日に自家用車の利用自粛・公共交通機関の利用を呼びかける「ノーカー運動」が実施された。
これが日本初の「ノーカーデー」で、その時のスローガンが「交通戦争一日休戦の日」だった。大気汚染の抑制と交通渋滞の緩和が目的であった。マイカーが増加して公共交通である路面電車や路線バスの利用者が減り、一方で交通戦争や公害がピークに達したため高度経済成長末期からこのような運動が行われた。
このようなキャンペーンは「ノーカーデー」または「ノーマイカーデー」と呼ばれる。近年では公共交通機関の一日乗車券の発行や夜間を中心にした臨時バスの運行を行うなど、様々な取り組みが進められている。その一方、実際に実施する自治体や企業、利用者数がまだ少ないことから、今後どのようにして増やしていくかが今後の課題になっている。
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