建設省(現:国土交通省)が1990年(平成2年)に制定。
日付は「と(10)し(4)」(都市)と読む語呂合わせから。都市の景観を見直し、人々の景観に対する意識を高めることが目的。この日を中心として関連行事が各地で開催されている。
「都市景観の日」実行委員会では、1991年(平成3年)度から2000年(平成12年)度までの10年間、都市景観大賞「都市景観100選」を実施した。都市空間の構成や意匠についての総合的な工夫・配慮・都市空間のデザインに着目し、総体としての都市環境が優れた地区や高い水準の都市空間デザインが行われている地区を表彰してきた。
その後、2001年(平成13年)度から2010年(平成22年)度までの10年間は都市景観大賞「美しいまちなみ賞」を実施し、2011年(平成23年)度からは、都市景観大賞「都市空間部門」「景観まちづくり活動・教育部門」を実施し、都市景観に優れた地区や景観制度を活用した取組みなどの活動を表彰している。
以下の「都市景観の日」シンボルマークは、上部の円形は「ひと」、左下の四角形は「人工物」、右下のスプラッシュは「自然」を表現し、それらがそれぞれに尊重され、秩序ある関係を保ち、調和する時、中心に良好な「空間」を象徴する三角形が形成される。
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