国際連合教育科学文化機関(UNESCO)が1994年(平成6年)に制定。国際デーの一つ。英語表記は「World Teachers' Day」。
1966年(昭和41年)のこの日、「教師の地位向上に関する勧告」が調印された。教師への支援を求めることと、将来を担う世代の子供たちに、充分な教育を施せるよう求めることを目的としている。また、この日を通じて、教師が教育を行う権利や子供たちが教育を受ける権利の重要性について、認識や理解を求めている。
世界100ヵ国以上で世界教師デーが実施され、UNESCOはこの日を中心に国際会議を開催している。
また、エデュケーション・インターナショナル(世界各国の教師の代表者の組合)は、世界教師デーが国際的に認識され祝福されるものと強く期待し、属する会員組織とともに、教育に従事する人たちが社会的に貢献していることをよく理解してもらえるようにキャンペーンを行っている。