折り紙作家・河合豊彰(かわい とよあき、1932~2007年)さんが提唱。
日付は「花祭り」の4月8日と「達磨忌」の10月5日としている。4月8日は仏教の開祖・釈迦の生誕を祝う仏教行事の日。10月5日は禅宗の開祖・達磨大師の命日。
河合豊彰さんは東京生まれ。「河合豊彰創作折り紙研究会」を主宰し、各地で創作折り紙の指導を行った。創作おりがみはリアリティーのある作風で、「おきな」や「はんにゃ」の面などが代表作。
カラーブックスの『おりがみ』『おりがみ入門』は30万部以上のベストセラーとなった。折り紙作家・布施知子(ふせ ともこ、1951年~)やカネガエ・マリ、俳優・タレントの松尾 貴史(まつお たかし、1960年~)らに影響を与えた。
折り紙(おりがみ)とは、紙を折って動植物や生活道具など色々なものの形を作る日本伝統の遊びである。また、折り上げられた作品そのものや、折り紙用に作られた正方形の専用紙、千代紙(ちよがみ)などのことを指す。
折り紙の起源は定かでないが、最古の証拠として1500年代末の戦国時代から1600年代初頭の江戸時代までに装剣金工師の後藤栄乗が作った小柄に折り鶴が描かれているため、この頃までには既に折り紙が存在したことが確認されている。
紙を折る文化はヨーロッパなどでも独自に発達しているが、現代では日本語の発音を移した「ORIGAMI」という呼称が海外でも広く使われている。代表的な折り紙には、鶴(折鶴・連鶴)、風船、紙飛行機、手裏剣、兜、奴(やっこ)さんなどがある。
リンク:Wikipedia