カナダ・メープルの日(10月5日 記念日)

カナダ・ケベック州ロンゲールに事務局を置き、カナダ産メープルシロップの販売促進などを行うケベック・メープルシロップ生産者協会が制定。

日付はカナダのナイアガラ地域からケベック・シティーに至る「メープル街道」のメープルの葉が赤く色付くのが10月初めであることと、カエデの葉が人の手で数字の5を示す時の形に似ていることから10月5日としたもの。

カナダ・メープルの日

日本市場にカナダ産メープルシロップの素晴らしさを伝え、理解を深めてもらうことが目的。記念日は2020年(令和2年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。この日を記念して、幸せなメープルタイムの写真を投稿する「#カナダメープルの日 フォトコンテスト」が実施される。

メープルシロップ(maple syrup)とは、ムクロジ科カエデ属のサトウカエデ(砂糖楓、Sugar maple)などの樹液を濃縮した甘味料である。独特の風味があり、ホットケーキやワッフルにかけたり、菓子の原料として用いられる。カナダの名産品として有名である。

メープルシロップ

常温で固体状になるまで濃縮されたものは、メープルシュガー(maple sugar)と呼ばれる。また、メープルシロップを加熱濃縮した後、急冷しつつ撹拌してクリーム(バター)状にしたものは、メープルバター(maple butter)と呼ばれる。

ケベック・メープルシロップ生産者協会(Québec Maple Syrup Producers:QMSP)は、1966年(昭和41年)に設立され、ケベック州のメープルシロップの生産者と事業者で構成される。カナダ産メープルシロップをブランドとして育て、世界市場での販売の促進、価値の創造などを行っている。

生産者・事業者の質の高い仕事により、ケベック州は世界のメープルシロップ生産量の年間平均72%を占めている。同協会は「Maple from Canada」ブランドに誇りを持ち、カナダのメープルシロップ産業を代表して、国際的な市場調査や販売促進などの活動を統合・調整している。

リンクケベック・メープルシロップ生産者協会Wikipedia

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カテゴリー「10月の記念日」「今日は何の日

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