役所改革の日(10月6日 記念日)

1969年(昭和44年)のこの日、千葉県松戸市役所に「すぐやる課」が設置された。

「すぐやる課」は、当時の松本清市長の発案で設置され、「すぐやらなければならないもので、すぐやり得るものは、すぐにやります」をモットーに、役所の縦割り行政では対応できない仕事に、すぐ出動してすぐに処理をし、市民の好評を得た。

すぐやる課

当時、松戸市は人口が急増し、1962年(昭和37年)には10万人、1969年(昭和44年)には23万人を突破する勢いだった。増えていく人口に対し、道路や上下水道などの整備が追いつかず、各種のひずみが目立つという状況だった。そんな中、増加かつ多様化する市民の声にすばやく対応し、同時に行政を市民に身近で分かりやすいものにしようと設置されたのが「すぐやる課」だった。

現在でも松戸市役所に「すぐやる課」は存在する。当時の市長が唱えた精神に沿い、市民からの多くの要望を処理してきた。

主な業務内容として、スズメバチやアシナガバチの巣の駆除・相談、公道上の動物死体の処理、道路上で危険となる放置物の撤去、市内小学校の通学路パトロールなどが挙げられる。ただし、「なんでもやる課」ではないため、庭の草刈りや家の掃除など、個人的なことは断っている。

当時の市長・松本清はドラッグストア「マツモトキヨシ」の創業者でもある。県議会議員の選挙において自分の名前を連呼することから、店名の宣伝にもなるとのことで店に自分の名前を付けた。

リンク松戸市

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カテゴリー「10月の記念日」「今日は何の日

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