外務省と独立行政法人・国際協力事業団(JICA)が1987年(昭和62年)に制定。
1954年(昭和29年)のこの日、日本が初めて国際協力の援助国として、国際組織「コロンボ・プラン」(Colombo Plan)に加盟した。翌1955年(昭和30年)から研修員の受入れや専門家の派遣などの技術協力を開始した。これが日本における政府開発援助(ODA)の開始とも言われている。この日には、各地で国際協力フェスティバルなど様々なイベントが実施されている。
「コロンボ・プラン」とは、アジアや太平洋地域の国々の経済や社会の発展を支援する協力機構のことで、第二次世界大戦後もっとも早く組織された、開発途上国のための国際機関である。正式名称は「アジア及び太平洋の共同的経済社会開発のためのコロンボ・プラン」で、事務局はスリランカのコロンボにある。
1950年(昭和25年)1月にセイロン(現:スリランカ)のコロンボで開催されたイギリス連邦外相会議により設立が決定され、翌1951年(昭和26年)7月から活動を開始した。
当初イギリス連邦諸国のみを加盟国としていたが、その後、参加する国が徐々に増えていった。2018年(平成30年)時点で加盟国は、スリランカ・インド・パキスタン・オーストラリア・ニュージーランド・アメリカ・ラオス・ミャンマー・ネパール・インドネシアなど、27ヵ国にのぼる。