オランダに本部を置く非政府組織(NGO)の世界精神保健連盟(World Federation for Mental Health:WFMH)が1992年(平成4年)に制定。
その後、国連の専門機関である世界保健機構(World Health Organization:WHO)が協賛し、国際デーの一つとして認められた。「世界精神保健デー」ともされる。英語表記は「World Mental Health Day」。
メンタルヘルスの問題に関する世間の意識や関心を高め、偏見を無くし、正しい知識を普及させることが目的。また、この日はメンタルヘルスの問題に取り組んでいる全ての関係者が自分の仕事について、そして世界中の人々にとってメンタルヘルスケアを現実にするために更に何をする必要があるかについて話す機会となる。
毎年テーマを掲げ、この日を中心に世界各地でメンタルヘルスに関連する啓発イベントなどが実施される。日本ではメンタルヘルスに関連するアウェアネスリボン運動の「シルバーリボン」が、2011年(平成23年)からこの日に合わせたイベントを展開している。