トマトの日（10月10日 記念日）
東京都中央区日本橋小伝馬町に事務局を置き、トマト加工品の開発や品質の向上などを目的に活動する一般社団法人・全国トマト工業会が制定。
日付は10月は「食生活改善普及月間」であり「体育の日」（現：スポーツの日）もあって健康への関心が高まる月。また、「ト（10）マト（10）」と読む語呂合わせから。
トマトの栄養価値や美味しさをアピールし、トマトを使った料理の普及をはかり、人々の健康増進に貢献することが目的。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
全国トマト工業会は、1963年（昭和38年）に設立された団体で、トマト加工製品の開発のための研究や、トマトを原料とした調味料の検査、加工用トマトの生産・出荷の合理化の促進などの事業を行っている。
同会のWebサイトでは、トマトの種類や栄養、トマト加工品に関する情報のほか、トマトを使った洋食・和食・中華・デザートのレシピが掲載されている。
トマトについて
トマトは、ナス科ナス属に分類される植物。緑黄色野菜の一種で、果実は食用として利用される。原産地は南米ペルーのアンデス高原で、日本では代表的な夏野菜である。
英名は「tomato」で、和名として「赤茄子（あかなす）」や「蕃茄（ばんか）」「小金瓜（こがねうり）」などの別名もある。直径2～3cm程度の小型のトマトは一般的に「ミニトマト」や「プチトマト」と呼ばれる。
真っ赤に実る果実が特徴である。その果実は長期間にわたり収穫ができ、リコピンのほかβ-カロテン、ビタミンCなどの栄養素を豊富に含む。リコピンはカロテノイドの一種で、抗酸化作用を持ち、生活習慣病の予防や老化抑制にも効果があるとされる。
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