岡山県岡山市北区に事務局を置く全国農業協同組合連合会・岡山県本部(JA全農おかやま)が制定。
日付は、岡山県産「桃太郎トマト」の食味が良く糖度がのる時期にあたることから。また、食欲の秋にもマッチし、「ト(10)マト(10)」と読む語呂合わせも。さらに、マスコットキャラクターの「赤丸ぴん太郎」が誕生した日でもある。
記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。トマトは夏野菜のイメージがあるが、実はこの記念日の頃が旬である。昼と夜の寒暖差が出てくる時期にぐんっと甘みと栄養が増してくる。
このトマトは、1980年代に全国に先駆けて種苗会社と岡山のびほく地域で試験栽培した経過から、当時の種苗会社担当者が岡山の生産者への感謝を込めて「桃太郎トマト」と命名した。
県内では、びほく・新見・真庭地域が岡山県産トマトの約9割にあたるトマトを生産する。雨の苦手なトマトにとって、日照量の多い岡山県は栽培に大変適している。特に県中北部の涼しい高原地帯を中心に栽培される。
関連する記念日として、JA全農おかやまは2月12日を「黄ニラ記念日」、10月第3土曜日を「おかやま米の新米記念日」に制定している。
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