岡山県岡山市北区に事務局を置く全国農業協同組合連合会・岡山県本部(JA全農おかやま)が制定。
日付は2月が「黄ニラ」の最盛期であり、鍋物などへの需要期であること、そして「に(2)っこりいい(1)ニ(2)ラ」と読む語呂合わせなどから。
岡山県の特産として、和食・中華・洋食で幅広く使われている「黄ニラ」を、より多くの人にアピールすることが目的。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
「黄ニラ」の栽培は明治時代から始まり、日光を遮る覆いをかぶせ、軟化栽培される。そのため、食感は青ニラに比べて柔らかく、甘く上品な香りと独特の風味がある。また、鮮やかな黄色が特徴である。
岡山県では黄ニラが寿司の具としても用いられる。全国の約7割を岡山県にて生産しており、高級食材として、東京を中心に名古屋・京阪神など広く出荷している。
この日を中心として、岡山市中央卸売市場では「黄ニラ祭り」が開催される。黄ニラの販売や、黄ニラバラ寿司・黄ニラうどんなど黄ニラを使ったメニューが限定販売される。
関連する記念日として、JA全農おかやまは10月10日を「岡山県産桃太郎トマトの日」、10月第3土曜日を「おかやま米の新米記念日」に制定している。