1582年のこの日、ローマ教皇グレゴリウス13世(1502~1585)がユリウス暦に代わってグレゴリオ暦を導入した。
ユリウス暦は古代ローマ皇帝ユリウス・カエサル(110BC~44BC)が定めた暦で、1年を365.4日と計算して4年ごとに閏年と設けた。しかし、これでは1年が11分14秒長くなって128年に1日の誤差が出て、16世紀にはその差が10日以上となっていた。そこでグレゴリオ暦を導入し、1582年10月4日の翌日を10日間飛ばして10月15日として誤差の修正を行った。さらに「100で割り切れる年で400で割り切れない年は閏年としない」ということにした。