東京都港区赤坂に事務局を置き、レッカー事業やロードサービス事業などを行う事業者で構成される全日本高速道路レッカー事業協同組合が制定。
「レッカー」とは「けん引」のことであり、「けん引」を英語にすると「towing(トーイング)」となる。記念日の日付は「トー(10)イング(19)」(towing)と読む語呂合わせから。
けん引技術の向上や人材の育成および人材の確保、災害支援活動などの社会貢献を果たしているレッカー業界について、さらに多くの人に知ってもらうことが目的。記念日は2020年(令和2年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
レッカー車は、他の自動車の前輪あるいは後輪を吊り上げ、けん引するための装置を持つ特種用途自動車である。故障車両や事故車両、駐車違反車両など、自走させることができない状態の自動車をその場から移動させるために使用される。
全日本高速道路レッカー事業協同組合(Japan Highway & Road Towing Service Coop:JHR)は、高速自動車道路並びに一般道路の果たす、社会的・経済的役割を十分認識し、二次事故防止のために、交渉者・事故車などの安全かつ迅速なけん引技術の向上を図り、交通円滑化に寄与するとともに、広く社会活動に貢献することを目的とする。
同協同組合は、レッカーに関する安全対策や技術向上のために実車での研修会を開催したり、事業についてのPR活動や情報提供を行ったり、レッカー業界の役割や社会的地位の向上を目指して活動したりしている。また、次世代を担う人材の要請に努め、イベントや講習会なども実施している。